生後2ヶ月の娘に股関節脱臼が発覚し、リーメンビューゲル(治療用の装具)を装着しましたが、
夜は寝ないし、泣くし、ぐずる!
こんな悩みを持ったおうちの方、きっといますよね。
結果的にうちでは、授乳クッション、ふわふわ毛布などで、夜のくずりを回避したので、詳しく記録したいと思います。
リーメンビューゲル装着で寝ない!理由を考察
リーメンビューゲルつけて、その日はマジで寝なかったです。
私が思う原因としては
- リーメンビューゲルの違和感
- 股を開いた股関節の痛み
当たり前ですが、本人からすればなんの前触れもなく、装具で動きを封じられれば
『は?!』
…ですよね。そりゃ嫌な気持ちになるわ。
【考察1】装着される違和感&自由の剥奪
リーメンビューゲルを装着することで
- 動きの自由
- 体勢の自由
- 寝心地の良さ
を、確実に奪われますよね。
『赤ちゃんだから、まだ何もわからんやろ〜』とは、思いたいのですが、
赤ちゃんの時の記憶を誰もが覚えていないだけ…
本人はビンビン感じていますよね。きっと。
股関節脱臼していない方の足も固定するので、足をピンピン伸ばしたりも出来なくなります…
(運動不足ってイライラしません?)
【考察2】股関節脱臼が痛くないだけ…
股関節脱臼って本人は痛くない…
ってフレーズまぁまぁ書いてないですか?
(ネットで調べまくりました。)
股関節脱臼に関しては痛くない…
↑これはなんとなくわかります。
し、か、し…
『股割り』って痛そうじゃないですか??
急に向き癖や、普段あんまり開けなかった股をガッと開かれて固定されれば、痛いんじゃないかなーと思うんですよね。
(私なら絶対嫌ですけどね…)
柔軟体操とも一緒で、痛いのって筋肉とか伸びていく皮の部分だと思うんです。
だから、
絶対、赤ちゃんだって痛くないはずないよ〜!!
…という妄想
痛いでしょ…絶対。これは泣くわ!!!
普段は夜中は3時間毎に授乳という一般的な生活でしたが、その日は
泣く、泣く!!!
パパママは不眠の状態でした。
(抱っこ必須。)
リーメンビューゲルで寝ない時の対策
リーメンビューゲルを装着して寝ない時、こんな風に対処して乗り切りました。
- 授乳クッションで寝かす
- ふわふわ毛布を利用する
これで、改善点が多かったので、ぜひ参考にしてくださいね〜!
授乳クッションを利用する
リーメンビューゲルの違和感を取り除くすべとして、柔らかめの授乳クッションが効果ありでした。
授乳クッションを利用することで
- 背中のベルトの違和感が改善
- 股割りの痛さを改善
することができたのでは?と思っています。
まず、ドーナツ型なので、背中にあたるベルトの違和感を軽減できたと感じます。
と、同時に急な股割りで痛いだろう股関節の角度を少し緩くしてあげることで、不機嫌を軽減できたと思います。
注意点は…
新しめの授乳クッションの場合は高さがあると思います。これでは、お尻が落ち込み、
股関節が閉じすぎてしまうので、その場合には窪んだ部分にタオルを折って置くなどして
高さ調整することをおすすめします!!
(治療の妨げになっては本末転倒!)
ふわふわ毛布を利用する
リーメンビューゲルでの不機嫌や寝ない対策には、『ふわふわ毛布』はあってよかったアイテムです。
弾力のある毛布を授乳クッションと併用することで、
- 布団の硬さへの違和感を軽減
- 平たい場所で眠ることへの慣れ
を、改善できたと思います。
毛布に関しては補助的な役割で、授乳クッションの上にかけて、授乳クッションと床までの段差を滑らかにする目的で敷いていました。
首の角度が、ガクンとするのも気になるし、単純に体制がしんどいだろうなーと思ったからです。
『滑らかに体に沿うベッド』が理想でした。
夜の寝付かせを慣らしていく
リーメンビューゲルの違和感を改善するアイテムを利用しての寝かし方はこちら!
- 授乳クッションの窪みに厚めにタオルをいれる
- ふわふわ毛布を上から敷く
上記で書いた内容とカブりですが、夜は一層、頭とお尻の段差をなくすため、窪みに厚めのタオルを置いて起きました。
出来るだけ、寝る体勢(平な場所)に環境を近づけるためです。
これで、
平なところで寝ている体勢に近づけつつ、足の開く角度を少し緩めてやる
ことに成功しました。
この方法で3日目くらいからは、起きる回数が減り、
1週間ほど経つと、装着前と変わらず寝るようになりました。
結果、平たいベッドで寝られるように!
整形外科の先生曰く、リーメンビューゲルをつけてしばらく経つと、
股関節がだんだん開いていき両膝が床にペタっとつくようになると言われました。
ただ、正直それを今日から張り切ってやってしまうと、やっぱり赤ちゃんはぐずります。
しかも、
寝ない・泣く・親も寝れない!
(夜間中抱っこコース決定!!)
と言うとても悲しい夜を招いてしまいます。
だったら少しずつ股関節を柔らかくすると言う
徐々に徐々に…
と言う方法を選んでも良いのかなと思いました。
(それでも1週間後の検診では骨は正常な位置にいましたよ!)
まとめ
リーメンビューゲルを装着するにあたって、その日の晩はかなり泣いたりぐずりがひどかったです。
しかし、自分なりに赤ちゃんの気持ちを精一杯考え対処した結果、少しマシになったのでもし今からリーメンビューゲルをつけて、
赤ちゃんの夜泣きやぐずりに対して不安感や対処法を探している方の参考になればいいと思います。